キャット イン ザ ハット

未分類

『キャット イン ザ ハット』

-ぼうしをかぶったへんなねこ-

ドクター・スース さく・え

いとう ひろみ やく

英語版の題は『THE CAT IN THE HAT』

By Dr.Seuss

ある雨が降る日、2人の兄妹は外へ遊びに行くことができなくて、ただお部屋のなかで静かに過ごしてました。その時、表紙で描かれている赤い帽子をかぶった猫が、突然彼らの家に訪ねてきます。

この猫は日本語版の絵本で『ぼうしをかぶったへんなねこ』とサブタイトルがついてます。雨の日であっても楽しく過ごす方法があると兄妹に伝えたい様子です。猫は、兄妹の家の中へ入ると頭の上にケーキ、右手に本、左手に金魚を持ちます。さらにボールの上に片足立ちをして兄妹を楽しませようとしてきました。

①不定詞が使われてます。

不定詞とは、<to +動詞の原形>の形で、名詞、形容詞、副詞の働きをします。

キャット イン ザ ハットでは、<疑問詞+ to不定詞> how to do 「〜する方法」が使われてます。

It is fun to have fun.

But you have to know how( to have fun).

to have funは、前文の繰り返しとなるため省略されてます。

帽子をかぶった猫は、兄妹に「楽しむことは面白い。あなたたちは、楽しみ方を知るべきです。」と伝えたいのです。

②物の名前をたくさん知ることが出来る。

“I can hold the up these books!

And the fish on a rake!”

日本語版では

“ほんも こうして もちまして!

きんぎょに レーキ!”と訳されてます。

レーキは、落ち葉などを集める熊手の事です。絵を見ながらだと単語を自然に覚えることができます。

また、名詞と動詞の意味の違いを知ることができます。

“I can hold a red fan! 

I can fan with the fan.”

“赤い せんすは しっぽの さきで、

ばたばた あおいで せんぷうき!”と訳されてます。

fanは、動詞では仰ぐという意味があり

名詞では扇子という意味があります。

しかし、1度には持ちきれない量の物を無理に持ったことで全てひっくり返してしまいます。猫がひっくり返した物で部屋中がぐちゃぐちゃ。兄妹の家で飼われているきんぎょは、その様子を見て、「おかあさんがいないときに、きちゃだめなんだ。とっとと おかえり」と猫に大怒りです。猫はすぐに帰るのでしょうか。兄妹はお母さんが帰ってくる前に部屋を片付けることができるのでしょうか。

図書館で借りることができるので、続きが知りたい方はぜひ読まれてください。

コメント