『かもさん おとおり』
ロバート・マックロスキー ぶん・え
わたなべ しげお やく
英語の題は『MAKE WAY FOR DUCKLINGS』
By Robert McCloskey
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かものマラードさん夫婦は、子どもを育てるために住む場所を探します。大切なひなを敵に襲われないように彼らは、キツネやカメがいる所には住みたくないととても慎重になってました。
そこで、マラードさん夫婦は、キツネやカメがいない市街地へたどり着きます。しかし、池の中をどれだけ探しても餌となる魚は見つかりません。彼らは自分たちの仲間がいると思い、大きなトリの置物を乗せたボートに近づきます。すると、ボートに乗っている人たちはマラードさんたちへピーナツを与えます。キツネやカメはいないし、人々からピーナツをもらえるから、市街地で暮らそうと考えました。ところが、そのとき勢いよく走る自転車とすれ違い、市街地も危険だと考え直します。マラードさん夫婦は安全に暮らす場所を見つけることが出来るのでしょうか。
①不定詞が使われてます。
too 形容詞 to 動詞の原形 (・・・するには~すぎる)
“When they go to Boston, they felt too tired to fly any further.”
ボストンに着いたとき、彼ら(マラードさん)夫婦は疲れすぎてそれ以上飛ぶことができませんでした。
Notが使われませんが、否定の意味を表します。
so 形容詞 that 主語 can not でほぼ同じ意味を表すことができます。
=They felt so tired that they could not fly any further.
②絵がきれいでボストンの街を眺めることができます。
絵本作家であるロバート・マックロスキーさんは、1942年『かもさんおとおり』でコルデコット賞を受賞してます。(ウィキペディアより引用)。 この賞は、その年に出版された最も優れた子ども向けの絵本に授与される賞とのことで、とても高く評価された作品であると考えられます。
絵本にはBeacon Hill (ビーコンヒルのマサチューセッツ議事堂)、Louisburg square(ルイスバーグ・スクエア、Charles River(チャールズ川)が描かれてます。
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次回は同じロバート・マックロスキーさんの『サリーのこけももつみ』(英題: BLUEBERRIES FOR SAL)のあらすじと文法を紹介し、英語学習に役立つ事が出来たらと思います。
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