非限定用法の関係代名詞

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『The Hare and the Tortoise』では、ウサギとカメについて

どんなウサギであるか、どんなカメであるかを非限定用法の関係代名詞を使って表現されていましたよ。

非限定用法??

聞いたこともないなー

高校英語の文法書でも参考程度に紹介されるんですよ。

ただ、外国の物語を読んでいると目にすることも多いです。

絵本に使われた文を読みながら、一緒に使い方を確認しましょう。

絵本の本文では、

A hare and a tortoise were having an argument.”

“1匹のウサギと1匹のカメが、口論をしていました。”

The hare, who could run very fast, thought he was much more clever than the tortoiseそのウサギは、速く走る事が出来て、自分はカメよりもずっと賢いと思っていました

そのウサギとは、カメと口論をしていたウサギのこと

”カメと口論をしていたウサギ”のように特定されたウサギについて説明する場合

The hare, who could run very fast, のように

hare (ウサギ)の後に、カンマ(,)を付けます。

このカンマ(,)が付いた形を非限定用法と言います。

訳をするときは

“The hare, who could run very fast, thought he was much more clever than the tortoiseそのウサギは、速く走る事が出来て、自分はカメよりもずっと賢いと思っていました

英文にカンマ(,)がある場所には、日本語でも句点を入れて前から順番に訳します。

参考

カンマ(,)がない場合

関係代名詞の限定用法(普通の関係代名詞)

関係代名詞を使うことで、○○なウサギと

○○な特徴を持ったウサギを限定することができます

“The hare who could run very fast thought he was much more clever than the tortoise

速く走る事が出来るウサギは、自分はカメよりもずっと賢いと思っていました

たくさんのウサギがいて、その中の速く走る事ができるウサギと表現したい場合は、カンマ(,)がありません。

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