イソップ物語で知られている『うさぎとかめ』
どんな物語か知ってますか?
知ってます。
うさぎとかめが競争して、カメが勝つ話ですよね!
今日はそのお話を英語で読んでみましょう。
Hareって何ですか?
Hareは野生のうさぎです。
英語では、ウサギの種類によって単語を使い分けています。
学校の飼育小屋や動物園で見られるウサギは、穴ウサギという種類のウサギで、私たちがよく知っている単語rabbitを使いますよ。
野生のウサギがカメと競争したんですね!
じゃあ、tortoiseがカメですか?
そうですね!
詳しく言うと、toutoiseはリクガメ
海にいるカメは、turtleと言いますよ
同じ動物でも種類によって、違う単語を使うんですね!
あらすじ
カメとウサギが競争して、カメが勝つ話ですが
なぜ、競争したのか知ってますか。
んー、覚えてないなあ。
競争することになったきっかけを見てみましょう。
A hare and a tortoise were having an argument.
The hare, who could run very fast, thought he was much more clever than the tortoise,
who could only move slowly and had to carry his house around on his back.
なんだか長文だなあ。
赤色を付けた場所は、どんなウサギであるか、どんなカメであるか特徴を説明しています。
その特徴は「この絵本で学べる事」で見てみましょう。
A hare and a tortoise were having an argument.
The hare thought he was much more clever than the tortoise.
1匹のウサギとカメが口論をしていました。
ウサギは自分はカメよりもずっと賢いと思っていました。
ウサギは、自分がカメよりも賢いと思っていたんだね。
そうですね。
ウサギに対してカメはどんな反応をしたのでしょうか
But the tortoise did not agree.
しかし、カメは納得しなかった。
To the hare’s surprise the tortoise challenged him to race.
ウサギが驚いたことに、カメが競争を申し出たのだ。
“We will run from here, over the hill, through the hedge, then along the carrot field to the old cart,” he said.
ここから走って、丘を越えて、生け垣を抜ける、それからニンジン畑を通って、古いカートまで行くんだ。
The hare laughed. “I am sure to win,but we will race if you like.
ウサギは笑った。「僕が勝つと思うけれど、キミが望むなら競争するよ。」
カメがウサギに対して、競争したいといったんだね。
この絵本で学べる事
どんな動物であるか、特徴を伝える表現を学ぶことが出来る
⇒関係代名詞:主格
“who could run very fast”は、hare(野生のウサギ)がどんな特徴を持ったウサギなのかを説明してます。
“who”は代名詞です。ここでは、”hare”の代わりをする単語として使われてます。
the hare could run very fast. だと、どんな訳になりますか?
ウサギは、速く走る事ができた
その通り!”ウサギは、早く走る事が出来た”と訳することが出来ます。
関係代名詞について詳しく知りたい方はこちら
賢さを比べるとき、どちらがより賢いかを伝える表現を学ぶことが出来る
ウサギは、自分がカメと比べて賢いと思っていましたが
”ウサギの賢さ”と”カメの賢さ”を比較したときに
自分のほうがより賢いと考えたのです。
”賢さ”の比較なんですね!
そうですよ!英語では、何と何を比較しているのかをはっきりと書きます。”more clever than~”で、~より賢いと訳することが出来ます。
he was much more clever than the tortoise.は、彼(ウサギ)は、カメより賢いでいいですか?
そうなりますね!
比較について、詳しく知りたい方はこちら
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